2018年7月30日月曜日

中小企業によるイノベーションの可能性

1次試験までいよいよ1週間を切ってきて、最後の追い込みに入っているところですが、勉強のかなりの部分を「科目G: 中小企業経営・中小企業政策」に割いています。

この分野は暗記がほとんどなので、直前に時間をかければかけただけ点数とれそうな気がしています。
特に、経営の細かい数値はなかなか覚えるのが厳しいですが、政策の方は頑張ればまだ覚えられそうです。

で、時間のあるときにつらつらと中小機構や日本政策金融公庫のWebサイトを眺めて、過去問や模試に出てきた政策を見つけては「おお、これ見たことある!」などと喜んだりしている(笑)のですが、




こういう政策をみればみるほど、これからの日本のイノベーションを支えていくのは中小企業なんじゃないかと思えてきます。

自分はこれまで、いわゆる大企業の中で新規事業・新規ビジネスに関わってきました。
運良く年間数百億円の規模まで行ったもの、粘りに粘って年間数十億円を継続して稼げるようになったもの、全然うまくいかなくて市場にすら出なかったもの、いろいろありますが、最近に限っては、ここ10年程まったく何も出せていないのが現状です。

理由はいろいろあるのですが、一番大きいのは、これまで新規事業に携わったことのない方々が新規事業への投資に対して意志決定するようになってきた、という事があるように思います。
大企業の場合は資金を外部から調達することはあり得ないため、社内の意志決定者の裁量がそのまま新規事業をつぶすことに繋がってしまいます。最近は100万円の開発経費すら稟議を通すのが厳しい状況です。
他社の新規事業担当者の方々とも会話することが多いですが、こうしたここ10年ほどの傾向は、日本の大企業に共通する課題のように感じています。

一方、中小企業に限ってみると、政府からの補助金だったり、融資制度だったり、ベンチャー投資だったり、販路開拓支援だったり、大きな金額では無い場合も含めて様々な資金調達方法が用意されています。
例えば「小規模事業者持続化補助金」。小規模事業者限定ですが、Webサイトを立ち上げたりWeb広告出すのにとても使いやすい補助金のように感じます。




そして、何より、こうした諸々の補助金申請のプロセスが、オープンな環境で行われているところが良いと思います。
大企業だと予算配分の理由が公開されていないことが多いため、本筋とは関係ない忖度が横行し、結果、成功・失敗にかかわらず、組織内に過去のノウハウがたまらない状況になりがちです。

これからは、オープンな環境の中で競争している中小企業が日本のイノベーションを支えていくのではないかなぁと思います。

2018年7月19日木曜日

気になる経営法務の過去問

1次試験本番まであと2週間と言うことで、過去問解きまくっているのですが、
忘れられない、というか、気になる、というか、ちょっと笑っちゃった問題がこちら。

平成26年 経営法務 第1問
X 株式会社(以下「X社」という。)の発行済株式総数は、|中小企業診断士問題集

なんか、「遺言はなく、遺産分割協議も整っておらず」ってあたりで、社長さんが亡くなったときの関係者の困惑している感じが伝わってきてすごく良いです。
非嫡出子と嫡出子の法定相続分は同じであるという知識、生涯忘れないと思います。この問題のおかげです。ありがとう。

さて、もう一息頑張ろう。

2018年7月10日火曜日

1次試験の受験票が届いた

1次試験の受験票が届いていました!


会場は中京大学です。


あと一息、がんばろう!

2018年7月8日日曜日

参考書一式をバリューブックスに売却

1次試験まで1ヶ月を切って、残りの期間でやるべき事がだいたい固まったので、不要になった参考書を今のうちに売っちゃうことにしました。
売り先はバリューブックスさん。先日方針が変わって、送料無料をやめた分、査定価格を全体的に高くしている、とのことです。

詳しくはこちらから → トップ・ページ | VALUE BOOKS

Webサイトで事前に査定価格を調べることができるのですが、

  • TACスピードテキスト(2018年度版) → 720円〜960円
  • TAC 要点整理ポケットブック(2018年度版) → 300円〜480円
  • 一発合格まとめシート → 960円

あたりで買い取ってもらえるようです。
買取値段は都度都度変わるみたいなので、早めに売っちゃった方が良いかも、ですね。

2018年7月1日日曜日

TAC1次公開模試(6月30日(土)〜7月1日(日)) ... 撃沈

TACの1次公開試験を受験してきました。



名古屋会場でしたが、多分受験者は200名ほどいらっしゃったのではないでしょうか。
ちなみに、昨年の受験者は全国の会場合わせて 3756 名とのこと。すごい!

で、結果ですが、正直何もできませんでした。撃沈。

例によって成績晒します。
(点数は自己採点)
  1. 経済学・経済政策: 32点 (正解率: 8/25 = 32%)
  2. 財務・会計: 48点 (正解率: 12/25 = 48%)
  3. 企業経営理論: 61点 (正解率: 25/41 = 61%)
  4. 運営管理: 62点 (正解率: 27/44 = 61%)
  5. 経営法務: 56点 (正解率: 14/25 = 56%)
  6. 経営情報システム: 64点 (正解率: 16/25 = 64%)
  7. 中小企業経営・中小企業政策: 29点 (正解率: 12/42 = 29%)
合計得点は 352点。合格ラインの420点には遠く届かず。
科目合格ですら、3科目がぎりぎり合格できるかどうか、というレベルの低さ。

2ヶ月前に受けた LEC の1次ステップアップ模試396点 や、通勤模試の412点 と比べても圧倒的に低いので、ちょっとショック大きいです。
特に、自信を持って正解だとマークしたのが違っていたりすると苦しいですね。あと、計算問題も計算ミスで結構間違えてました。

明日(7月2日)から解説講義の動画がWebで配信されるようなので、まずはそれをみて反省したいと思います。